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日仏
「日仏〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
日仏の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「菊模様皿山奇談」より 著者:三遊亭円朝
拙者の姓名等も申上げず、恐入りましたが、拙者は粂野美作守家来渡邊織江と申す者、今
日仏参の帰途、是なる娘が飛鳥山の花を見たいと申すので連れまいり、図らず貴殿の御助....
「道標」より 著者:宮本百合子
ましておかなければならない用事を果した。文明社から伸子あてに送られて来ている金を
日仏銀行でうけとり、ロンドンにいる和一郎たちのために父がのこして行った金を同じ銀....
「ドグラ・マグラ」より 著者:夢野久作
日午后零時半頃。同人母にして、左記女塾の主人たる被害者|千世子(三十六歳)の初七
日仏事終了後――
▼聴取場所 福岡県|鞍手郡|直方町日吉町二〇番地ノ二、つくし女....
「暗黒公使」より 著者:夢野久作
霖が奉天に拠って北方経営の根を拡げ、日本では日英同盟のお代りとなるべく締結された
日仏協約が、更に一歩を進めて、英の新嘉坡と、米の比律賓に於ける海軍根拠地を同時に....
「大切な雰囲気」より 著者:小出楢重
千円はかかる。 帰りの船賃と小使とが足りないので心細いから石濱君宛で、此の間、
日仏銀行から逆カワセをくんでもらった。(千五百円)石濱君の方へ銀行から通知があっ....
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
た始まりで、こういう物は一層面白い物だと思った。この本で釈迦の事蹟の俤を知り、後
日仏教を知るその糸口はこの本で得たともいえる。『白縫譚』『児雷也豪傑譚』なども追....
「源氏物語」より 著者:紫式部
だ寂しく親しめないものに見られて、持仏の装飾だけを特にごりっぱにおさせになり、毎
日仏勤めばかりをしてお暮らしになった。子という絆に引かれて出家のできぬことすら不....
「魔都」より 著者:久生十蘭
行き、間もなくこの小説中に「カーマス・ショオ」の団長となって登場してくる、これも
日仏混血のルイ・バロンセリという男と雲南、貴州を股にかけて何か怪しい商売をしてい....
「痀女抄録」より 著者:矢田津世子
」とは、よく耳にするけれど、これはローマネスク時代の遺品中最も珍奇なものとして今
日仏蘭西ノルマンディのバイユー・カテドラルに蔵されているときく。ノルマンディ公ウ....
「ノンシャラン道中記」より 著者:久生十蘭
か、それとも、遊楽館《カジノ》に引き返し、運を公爵の天に依頼して、もう一度モ軍対
日仏連合軍の戦闘を開始しようかと協議を始めた。『生きた花馬車』ならびに一〇一号事....
「枯尾花」より 著者:関根黙庵
れず、奈何なる事情と訊問しに、昨夜|廿一二のこうこう云う当家のお弟子が見えて、翌
日仏事があるから十五軒前|折詰にして、持て来てくれと誂えられましたと話され、家内....
「明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
載されていた。 一、本葬之儀は諸君へむだの日を費させ候に付堅く不可致事、但し初七
日仏参之儀は都合に依り四十九日を当日と定め相延し可申事。 右者亡父遺言状仮葬之翌....
「東洋文化史における仏教の地位」より 著者:高楠順次郎
けは日本で整理してやりたいという考えでありますが、向うもなかなか放っておかない。
日仏会館ではフランスからレビー氏とか、フシエ氏とか、マスベロ氏というような学者が....
「チベット旅行記」より 著者:河口慧海
ンプー寺から特派されて居る大教師であってなかなか問答の遣り方が巧みです。で私は終
日仏教の話をして大いに益を得たのみならず大層快く取り扱うてくれたです。その翌十二....
「粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)」より 著者:三遊亭円朝
おいでなさろうもの、私が不調法から斯んな非業の死に様をなすったと申しましては、毎
日仏さまへお線香を上げる度に忰が泣くのでございますよ、昨年の正月五日の晩にお刀を....