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日刊
「日刊〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
日刊の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「近時政論考」より 著者:陸羯南
せしものなきにあらざるべし。識者誨教を惜しむなかれば幸甚のみ。 一、本篇もとより
日刊新聞の社説欄を埋むるために起草せしものなれば、したがって草し、したがって掲げ....
「思想と風俗」より 著者:戸坂潤
性質こそ、今日の日本の総合雑誌の「総合」雑誌である所以であって、それが単行本でも
日刊新聞でも充されない読者の要求を充すというので、之まで売れて来ているのである。....
「読書法」より 著者:戸坂潤
目としては主張乃至政党関係、配当、広告料と購読料、兼営事業、其の他である。範囲は
日刊の有保証新聞に限り、地域は内地、北海道、台湾、朝鮮に渡り、満州及び上海に於け....
「科学と文学」より 著者:寺田寅彦
とならば拾い出すことははなはだ容易であると思われる。 しかし一方でまた、たとえ
日刊新聞や月刊大衆雑誌に掲載されたとしても、そういう弊に陥ることなくして、永久的....
「一つの思考実験」より 著者:寺田寅彦
になっていると言ったほうが妥当かもしれないが、それはいずれにしても、私はあらゆる
日刊新聞を全廃する事によって、この世の中がもう少し住みごこちのいいものになるだろ....
「ジャーナリズム雑感」より 著者:寺田寅彦
あることは字引きを見るとわかるが、ともかくも「日々」という意味から出て、それから
日刊の印刷物、ひいてはあらゆる定期的週期的刊行物を意味することになったのだそうで....
「自由画稿」より 著者:寺田寅彦
er Studiorum という名前をつけたことがあったが、それを文壇の某大家が
日刊新聞の文芸時評で紹介してくれたついでに「こんなラテン語の名前などつけるものの....
「日本脱出記」より 著者:大杉栄
でも、うんとメーデーをやったようだから安心したまえ。」 と言いながら、共産党の
日刊新聞『ユマニテ』のある小さな一部分を指さして見せた。「数十名の負傷者あり」と....
「現代哲学講話」より 著者:戸坂潤
* 週期の規定は、新聞紙であるか否かに帰着するのであった。 ** 新聞の週期は、
日刊(又は月に何回)・週刊・旬刊・月刊等々であるが、随時刊行(timely)の新....
「思想としての文学」より 著者:戸坂潤
指すかさえが、初めから問題でなくてはならぬ。場合によっては狭義の所謂新聞(今日の
日刊ブルジョア新聞に準じるもの)を新聞と考える人もあるが、そういう新聞学乃至新聞....
「赤旗事件の回顧」より 著者:堺利彦
いぶんきたならしく両派の間に交換されていた。しかし山口君は、その前年皆が大合同で
日刊平民新聞をやっていたころから、いくばくも立たないうちに入獄したので、この憎悪....
「酒ぎらい」より 著者:太宰治
り二十年間、わかれていたのである。一つきほどまえから、私のところへ、ちょいちょい
日刊工業新聞という、私などとは、とても縁の遠い新聞が送られて来て、私は、ちょっと....
「地震雑感」より 著者:寺田寅彦
なければならない。 従来でもちょっとした地震のある度にいわゆる震源争いの問題が
日刊新聞紙上を賑わすを常とした。これは当の地震学者は勿論すべての物理的科学者の苦....
「沙漠の古都」より 著者:国枝史郎
第一回 獣人 一 「マドリッド
日刊新聞」の記事…… 怪獣再び市中を騒がす。 去月十日午前二時燐光を発する巨大....
「学校教育における図書館の利用」より 著者:佐野友三郎
統計を、綴字科において辞書につき専門語の意義等を授け、 第八学年公民科において
日刊新聞に関する概念と読方とを、読方科において処世法及び職業案内、代表的雑誌の種....