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「日嗣〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

日嗣の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
娘煙術師」より 著者:国枝史郎
になれり。されば、代々の帝の御位に即かせ給うは、天の日を嗣ぐということにて、天津日嗣といい、また宮仕えし給う人を、雲の上人といい、都を天といい、四方の国、東国よ....
道鏡皇胤論について」より 著者:喜田貞吉
が国開闢以来君臣の分定まる。臣を以て君となす事は未だかつてこれあらざるなり。天つ日嗣は必ず皇緒を続げよ。無道の人は早く掃除すべし」と伏奏した。これが果して神教に....
私本太平記」より 著者:吉川英治
ない。 彼の「正統記」は、国粋主義の一原典といわれている。日本は神国であるから日嗣の御子は易ることがない、変るべからず、というのが論の骨子だが、 “――神は人....
建国の事情と万世一系の思想」より 著者:津田左右吉
遂げられたことになっているが、これは天上における皇祖としての日の神の皇都が「天つ日嗣」をうけられた皇孫によって地上のヒムカに遷され、それがまた神武天皇によってヤ....