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「日国〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

日国の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
体」哲学の方法はパンドラのように寛大な自由主義だ。だが、この「全体」の哲学が、今日国際的に存在しているファシストの社会理論乃至社会哲学(「全体国家」説)にとって....
現代唯物論講話」より 著者:戸坂潤
んど考慮されていなかったのである。ヒューマニズムという言葉は世界史的なもので又今日国際的なものだ、その限り内容も一応世界史的な来歴と国際的な普遍性とを有っている....
加藤正宛書簡」より 著者:野呂栄太郎
を快く譲ってくれるのではないかと思います。 次に、私の序文の問題ですが、これは今日国際的に新しいテーゼが出て、あの問題に対する一般的理解が進んでいるので、いまさ....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
の母というのは殿様のお手かけであった、腹の賤《いや》しい母を生かしておいては、他日国家の患《うれい》がそこから起り易いとあって、罪もないのに手討にしてしまった。....
東上記」より 著者:寺田寅彦
府津近くなれば天また晴れたり。今越えし山に綿雲かゝりて其処とも見え分かず。さきの日国府津にて宿を拒まれようやくにして捜し当てたる町外れの宿に二階の絃歌を騒がしが....
病中記」より 著者:寺田寅彦
の校正が来ていたからすぐに訂正して木下君の部屋へ持って行った。自分の室へ帰って先日国民美術協会でやった講演「雲の話」の筆記を校正していた。一、二頁見ているうちに....
明治開化 安吾捕物」より 著者:坂口安吾
のはない、自分はそのあらゆる様式を再現する能力があると宣伝している。自分の作は他日国宝になるものだ、というのが彼の口癖であったというが、その実は、彼は建築につい....
図書館法楽屋話」より 著者:中井正一
宣伝と呼応して立上ったのである。こうしてやっとのことで二十七日の閣議通過、三月四日国会上程という運びとなったのである。 ここで、私達は流線型法案の意義を再確認....
青春の息の痕」より 著者:倉田百三
伺いいたします。(久保正夫氏宛 六月十一日。京都より) 久保正夫氏宛 昨日国許から電報が来て、私たち兄妹は今日午後出発して帰国の途につくこととなりました....
チベット旅行記」より 著者:河口慧海
に別るる歌があります。 久方の月のかつらのをりを得て 帰りやすらん天津日国に 郷里の親友信者が波間のボート中より各自に帽子あるいはハンカチーフを空....
欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
の本とす。仁と慈悲と愛とはその名異なるも、その実同じきにあらずや。 政教子、一日国教宗の僧に面し問うて曰く、貴宗の僧侶は国会議員になることを得るや。僧答えて曰....
大力物語」より 著者:菊池寛
と思うかと訊いた。すると、良人は極めて惜しいと思うと答えた。すると、尾張の女は翌日国府へ出かけて行って、国司に面会を求めて返してくれと云った。すると国司は、うる....
教育家の教育」より 著者:新渡戸稲造
であって、天賦の力を啓発せしめるのが即ち吾々教育家の任務である。戦後経営として今日国力を増すとか富源開発と称し、あるいは隠れたる金山なり不毛の土地なり開いて国力....
浅沼稲次郎の三つの代表的演説」より 著者:浅沼稲次郎
界、保守党の良心分子にいたるまで運動に参加せしめる、とくにわが党が協力している中日国交回復国民会議を強化し、これを通じ積極的に運動を展開する。 わが党は以上の....
戦争史大観」より 著者:石原莞爾
きである。 1、第一シュレージエン戦争(一七四〇―四二年) 大王は十二月十六日国境を越えてシュレージエンに侵入し、二、三要塞を除きたちまち全シュレージエンを....