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日域
「日域〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
日域の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「旅愁」より 著者:横光利一
ゼススのコンパニヤたち故郷を出でて茫茫たる海に浮かみ、雲の波、煙の浪を凌ぎ今この
日域に来って貴き御法を弘め、迷える人を導きて直なる道に引入れんとする事も、心の願....
「わが血を追ふ人々」より 著者:坂口安吾
の書き残した予言書で、マヽコスは之を残して追放されたと言ふのであるが、五々の年、
日域に善童が現れるであらう、善童は習はざる諸道に通達してゐる、東西の空が焼け、枯....
「明日は天気になれ」より 著者:坂口安吾
幕の策師たちは、追放のバテレン(神父)ママコスの予言というのを用いた。五五〇年、
日域に神童現れ、習わざるに諸学に通じている。そのとき海に山に白旗なびき、神の世と....
「親鸞」より 著者:三木清
と法とは二つでない。 ○七祖出現の使命は要するに 「インド西天の論家、中夏、
日域の高僧、大聖興世の正意をあらはし、如来の本誓、機に応ぜることをあかす。」 ....
「国号の由来」より 著者:喜田貞吉
頌したる賦に、「|西圧」とあるのも、西方には西域|月氏の地を服し、東方には朝鮮|
日域の地を平らげたことを述べたもので、ここに「
日域」とは朝鮮を目して日出処と呼ん....