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日好
「日好〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
日好の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「旧主人」より 著者:島崎藤村
泉の宿のような気で、働くという昼があるでなければ、休むという夜があるでもなし、毎
日好いた事して暮しました。「お定、きょうは幾日《いくにち》だっけねえ」と、日も御....
「新茶のかおり」より 著者:田山花袋
白い顔や雨に濡れた茶の芽を貫目にかけて筵にあける男の顔や、火爐に凭りかかって、終
日好い声で歌をうたう茶師のさまなどが切々に思い出されて来る。母親は其頃茶摘に行っ....
「山本有三氏の境地」より 著者:宮本百合子
語られない苦衷があるのかもしれない。私たちは読者として、そういう諸点については今
日好意ある節度を守るのであるが、山本氏として、この作者の立て前とする範囲内で、而....
「私の履歴書」より 著者:井上貞治郎
こともない珍菓だったので、すきをみて私はビスケットを腹ぞんぶん食った。ところが一
日好きなだけ食いまくったら、つぎの日からは見るのもいやになる。 あとできいた話....