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「日帳〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

日帳の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
あらくれ」より 著者:徳田秋声
いて、碌々《ろくろく》旅の話一つしんみり為《し》ようともしなかった鶴さんが、ある日帳簿などを調べたところによると、お島はお島だけで、留守中に可也《かなり》販路を....
巷説享保図絵」より 著者:林不忘
簿の引きあわせなど、そのために来た用事が、何日もつづいて尽きなかった。二人は、毎日帳場にすわって、話しこんだり、出入りの客に挨拶したりしていた。田舎《いなか》び....
贋物」より 著者:葛西善蔵
この辺ではとてもこれだけの品物は捌けませんや。やっぱし東京に限りますなあ」 毎日帳場に坐っていても、仕事というものはなくて、このひと月はただ掛物をそちこち持ち....