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日本三景
「日本三景〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
日本三景の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「映画時代」より 著者:寺田寅彦
てい一枚一枚に長方形の桐製《きりせい》のわくがついていて、映画の種類は東京名所や
日本三景などの彩色写真、それから歴史や物語からの抜萃《ばっすい》の類であった。そ....
「菊模様皿山奇談」より 著者:三遊亭円朝
にお出になった事がありますかえ」 鐵「いや何処へも行ったことはねえ」 医「松島は
日本三景の内でな、随分江戸のお方が見物に来られるが此のくらい景色の好い所はないと....
「惜別」より 著者:太宰治
など、次第に遠方にまで探索の足をのばし、とうとう或る二日つづきの休みを利用して、
日本三景の一、松島遊覧を志した。 お昼すこし過ぎに仙台を発足して、四里ほどの道....
「めでたき風景」より 著者:小出楢重
何事によらず素人というものは日本一を要求する。日本一の風景はどこですかと訊く。
日本三景何々八景というものを考えてみたりする。美人投票一等当選というものを嫁にほ....
「安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
、いるもんか。政宗公は日本一の人物だ。瑞巌寺は日本一の桃山建築だ。松島は昔からの
日本三景の親玉だ。それでタクサンでゴザリスデゴザリスでござりすよ。 戦火でやけ....