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日本及日本人
「日本及日本人〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
日本及日本人の前後の文節・文章を表示しています。該当する12件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「一円本流行の害毒と其裏面談」より 著者:宮武外骨
れは「印税前借りの吐き出し」という話、円本流行の凋落に近づいた例証の一つ、雑誌『
日本及日本人』所載の一節である いよ/\円本の没落期が来た、世界文学全集が十万....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
せしものにて決して迷信に起源せしものにあらずと言われた(明治四十四年十一月一日『
日本及日本人』五頁)。現に紀州では神社|合祀《ごうし》を濫行し神林を伐り尽くして....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
鰐《わに》を欺き海を渡った話がある、この話の類譚や起原は正月十五日か二月一日の『
日本及日本人』で説くつもりである。(大正四年一月一日および四日、『牟婁新報』)....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
》広く分布しいる一つは白米城《はくまいじょう》の話であろう。『郷土研究』巻四と『
日本及日本人』去る春季拡大号へ出した拙文に大概説き置いたから、なるべく重出を省い....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
『爾雅《じが》』にいわゆる※たるを考証し、一文を出した始末は大正四年御即位の節『
日本及日本人』六六九号へ録した。かくて津軽に果然の自生は誤聞として、台湾には猴の....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
いて桃符《とうふ》といったらしい。和漢その他に桃を鬼が怖るるてふ俗信については『
日本及日本人』七七七号九一頁に述べ置いた。 そこに書き洩らしたが加藤雀庵の『囀....
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
袂を連ねて、日本新聞社を退くこととなった。この時碧梧桐氏も退社して、終に現今の「
日本及日本人」の俳句欄を受持つ事になった。尤もこの雑誌はその以前の日本人時代から....
「子規の追憶」より 著者:寺田寅彦
に鳴く蜩の声や邸後を通過する列車の騒音を聞くような心持がする。 (昭和三年九月『
日本及日本人』)....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
選、『改造』は短歌俳句で当選、第七に入っているのは『日本評論』『時潮』『公論』『
日本及日本人』ですって、(『東朝』に出ていました)。ひどい下らない人間がゴソゴソ....
「寄席と芝居と」より 著者:岡本綺堂
京の落語界はその当時から已に凋落の経路を辿りつつあったのである。(昭和一一・一・
日本及日本人)....
「日記」より 著者:宮本百合子
を助長させる日常のデリカシーが欠けて居るのだろう。物質的に精神的に。 昨夜、『
日本及日本人』の秋期増刊から科学者の事業年表と云うようなものを写しつつ、我々の持....
「「特殊部落」と云う名称について」より 著者:喜田貞吉
特殊民であれば、神官・僧侶も、学者・教育家もまた実に社会の特殊民である。先頃の「
日本及日本人」に、正親町男爵が、「覚醒を要する二箇の特殊部落」として、華族と所謂....