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日本犬
「日本犬〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
日本犬の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
せぬとあるが余は幾度も見た。ある知人いわく、猫の屍は毎々《つねづね》見るが純種の
日本犬の死体は人に見せぬと。 前出ハヌマン猴王の素性について異説あり、羅摩の父....
「安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
犬も思うように飼えないのである。目下生後五ヶ月のコリーと一歳三ヶ月ぐらいの中型の
日本犬がいるだけだ。 コリーは利巧な犬である。牧童の代りに羊の群を誘導して、群....
「安吾人生案内」より 著者:坂口安吾
。 まア、シェパードは訓練次第でレースに用いられるかも知れんが、全然ダメなのは
日本犬である。日本人は外国のことを知らずに一人ぎめの国粋主義者が多いから、
日本犬....
「明日は天気になれ」より 著者:坂口安吾
い。子供時代に負けた相手をたちまちやり返すようになりうるものだ。 シェパードや
日本犬が喧嘩に強いというのも伝説にすぎない。小さくともテリヤ系の犬には猛犬が多い....