日講[語句情報] » 日講

「日講〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

日講の前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
うになったから、どうぞ悠々とたのしみに私の仕事ぶりを見て下さい。十一月二十日に朝日講堂で神近さんの婦人文芸主催の文芸講演会では私の話がよろこばれ、私としても、あ....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
り、総会所があり、女人講があり、茶所があり、白砂会所《しらすなかいしょ》、二十八日講、因講《ちなみこう》までを数えると、ちょっと一息には言えない建物があるのです....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
タラ、兵庫ガイウニハ、勝様ハ世間ヲ広クナサルカラ、私ノ社《やしろ》ヘ、亥《い》ノ日講《ひこう》トイウノヲ拵《こしら》エテ下サイマセ、ト頼ンダカラ、一カ月三文三合....
次郎物語」より 著者:下村湖人
一人で歩きながら、少しも淋しいという気がしなかった。「武士道」――「慈悲」――今日講堂で見たり聞いたりしたそんな言葉が、いつの間にか思い出されていた。そして、「....
不在地主」より 著者:小林多喜二
興に入り、薩摩琵琶、落語、小樽新聞から派遣された年のとった記者の修養講話――「一日講」――があり、――そして、「酒」が出ることになった。 「馬鹿に待たせやがった....
猿の図」より 著者:三好十郎
では御存じないでしょうが、私の方では、方々でよく存じあげております。特に先日の京日講堂での先生の報告演説を―― 三芳 やあ、あれを聞かれちゃったのか。いやどうも....
チベット旅行記」より 著者:河口慧海
である。いくら金を貰ってもそういう悪魔に教えを説くことは出来ない」と言って二、三日講義を休んだことがあったです。私は打ち棄てて置くとモンゴリア人の癖として怒るこ....
イエスキリストの友誼」より 著者:新渡戸稲造
。これがいわゆる真の友誼で一歩を進めたものがキリストエスの友誼である。(七月十七日講演) 〔一九〇八年八月一五日『明治の女子』五巻七号〕....
古い暦」より 著者:長谷川時雨
坪内先生は、御老齢ではあったけれど、先生の死などということを、考えもしなかったのは我ながら不覚だった。去年朝日講堂で、あの長講朗読にもちっとも老いを見せないで、しかもお帰りのおり、差上げた....