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日辰
「日辰〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
日辰の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大阪夏之陣」より 著者:菊池寛
ウロウロして、二月七日に遠州中泉で次ぎのような非常時会議をやっている。 「二月七
日辰刻、将軍家|渡刻」 四月初旬には、多くの諸侯に、出征準備の内命を発している....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
まったので、白雲が暫く二の句がつげなくなってしまいました。 弘化元年三月二十五
日辰の刻生れまで言われてしまったのでは、戸籍役人としても、このうえ難癖《なんくせ....
「二十一」より 著者:坂口安吾
。これだけは気持が良かった。 病院訪問と同時に、辰夫に頼まれ、病院の帰り道に毎
日辰夫の母に会いに行かねばならなかった。つまり全快のことを告げて退院の手続を運ぶ....
「挿話」より 著者:徳田秋声
、少し勉強しすぎた道太は、この月こそ、旅で頭脳の保養をしようと思っていたので、毎
日辰之助に電話をかけてもらいながら、つい出るのを億劫にしていた。 そんな話をし....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
る駒繋ぎの棒杭さえ、馬と馬で混み合っていた。 布令申す事 ひとつ。 来る十三
日辰之上刻、豊前長門之海門、船島に於て、 当藩士巌流佐々木小次郎儀、試合仰せ被付....