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日頂
「日頂〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
日頂の前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「単独行」より 著者:加藤文太郎
て八合小屋発八時頃。その前荷物を観測所へ取りに行き朝食後出発、昨日の道を進む。昨
日頂上と思いしは前山にして、それより数町にして小屋あり。これ頂上の小屋なり(ヒダ....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
ラ)、ひさ、私とでたべました。そこへ十三日づけのお手紙着。ゆうべ床に入ってから九
日頂いたから十一日はどこかで、十三日は私の方へ来たろうかしらと盛に慾ばっていたと....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
と。雪のゆたかさは面白いことねえ。 さて、二十八日のお手紙を一昨日、六日のを七
日頂きました。二十八日のお手紙は年の末にふさわしく「よくも飽かずと思っているくら....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
所の顕治宛 駒込林町より(代筆 封書)〕 九月十八日 十六日附のお手紙、十七
日頂きました。六日に書きとってもらった手紙が九日に投函されていたということは、如....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
顕治宛 駒込林町より(セイロンの仏教徒の写真絵はがき)〕 十八日のお手紙二十一
日頂きました。『文芸春秋』まだつきませんか、先月末に送ったのに。本と別に送ること....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
合よ、ひどく妙な工合よ。奇妙な疲れかたをいたします。 十二日づけのお手紙、金曜
日頂きました。家のこと、一寸申しあげたように、気がねなんかする理由はありません。....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
てそのままとんでは哀れを止めてしまいます。 二十五日のお手紙、ありがとう。一昨
日頂きました。あなたのお手にも紅糸綴りが出来ましたって? まあ。ねえ。ことしはあ....
「擬体」より 著者:豊島与志雄
何の後腐れもなくさっぱりとした。 「最後のお願いですが、お約束通りの退職金を、今
日頂けますまいか。」 「ばかに気が早いね。惜別の宴でも、一夕、社員たちと一緒に設....
「漱石氏と私」より 著者:高浜虚子
高浜清様 ○ 明治三十九年九月十九日(封書) 拝啓 先
日頂戴仕った能の番組も時間も御手紙を紛失仕って忘れてしまった。どうぞ今一返知らせ....