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「旦那場〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

旦那場の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
があったのですが、可哀そうにお出入りを止められてしまって、今じゃあ伊勢屋が第一の旦那場です。万力が抱え屋敷をしくじったのも、まあ伊勢屋の為ですから、伊勢屋も猶さ....
松の操美人の生埋」より 著者:三遊亭円朝
出掛けになったか、あゝ残念だ」 馬「旦那何も残念な事はありません、お蔭で私も一軒旦那場が殖えたので」 山「のべつに喋るなよ、着物を着替えるから早く出せ」 馬「着....
牛捨場馬捨場」より 著者:喜田貞吉
その化粧場に属するものは手数料半減であったのだ。 なお同家文書の中には、太鼓、旦那場、稲場の売買譲与質入等に関するものがある。「太鼓」とは或る町村内の神社仏寺....
俗法師考」より 著者:喜田貞吉
の如き状態であったと察せられるのである。かのエタや茶筅・鉢屋の徒が村里に付属し、旦那場と称する縄張りを有して、警固雑役に従事しつつ村民の扶持を受けておったのも、....