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旧す
「旧す〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
旧すの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「街頭から見た新東京の裏面」より 著者:杉山萠円
そうなりつつある。 復興院が握り潰され、復旧案が持ちあつかわれて、今ではその復
旧すらも容易に行われそうにない。恰《あたか》も東京の裡面に何者かが潜んでいて、東....
「踊る地平線」より 著者:谷譲次
BJ――機関不能。 BK――何事が起ったのか。 DF――幾らかの応援あらば復
旧することを得べし。 ETC・ETC・ETC。 諳記しては、片っぱしから綺麗....
「百姓弥之助の話」より 著者:中里介山
桑の木というものがある。養蚕《ようさん》の事が近来、めっきり衰えて桑園を作畑に復
旧する数も少なくない。新百姓としての弥之助は、附近の桑園を買い取って、これを耕地....
「戦争論」より 著者:坂口安吾
専政、ファッショの徒に外ならぬのである。 敗戦、この無数の焼跡、これが直ちに復
旧すべきものでないのは当然で、たとえ戦争に勝ったところで、復旧に年月を要すること....