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旧版
「旧版〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
旧版の前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「一円本流行の害毒と其裏面談」より 著者:宮武外骨
舌を出す「赤舌」の間違いだろう「面白い全集だ、子孫に伝えたい不朽の名著だ」とは「
旧版丸抜きのクダラヌ低級の全集だ、漉返しに送りたい不用の紙屑だ」とすればよいとこ....
「読書法」より 著者:戸坂潤
表された『日本歴史読本』を殆んど全部に渡って書き改め、全く別稿としたものである。
旧版以来の新興歴史学派の諸業績を摂取し、多少の意見を変更し(奴隷所有者的構成や近....
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
いう事が、段々と俳人仲間にも広がって、世間へも聞えると共に、終に神保町の磊々堂が
旧版を再版する事になった。聞けばこれは大野洒竹氏が、私が得た少し後にまた一部を得....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
、「母」や「大地」ほど売れないからと見えてまだ出さない。そのためにおくれました。
旧版のサラが見つかりましたから一両日中にお送りいたします。タイムズの地名人名はこ....
「ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
訳の台本に選んだ。 それはとにかく、両版はほとんどまったく同一のものであるが、
旧版とはずいぶん異なっている。表現の変更などは言うまでもなく、個々の事象にたいす....
「ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
の作品が作者にとっていかにも親愛なものだったことが察せらるる。私は今機会を得て、
旧版による旧訳をこの改訂版に照合して改訳してみた。本書に付した私の序文は、この作....
「純粋経済学要論」より 著者:手塚寿郎
が(本訳書下巻、第三二六、三六二節)、他の一箇所は断ってない。しかしこの一箇所は
旧版の当該部分をより容易に理解せしめようとしてなされた修正であって、重要な修正で....
「古寺巡礼」より 著者:和辻哲郎
切に保存しなくてはならないということになる。 こういう方針のもとに著者は自由に
旧版に手を加えてこの改訂版を作った。文章は添えた部分よりも削った部分の方が多いと....
「すみだ川」より 著者:永井荷風
その好意については深く感謝しなければならない。依《よっ》てその勧められるがままに
旧版を校訂し併《あわ》せて執筆当初の事情と
旧版の種類とをここに識《しる》すことに....