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旧誼
「旧誼〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
旧誼の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
者で、エーリッヒ・ブラウンとかいう名前で、前年クリストフがある成功を博したとき、
旧誼《きゅうぎ》を思い起こしてくれとて手紙をよこしたのだった。ブラウンがいかに凡....
「妾の半生涯」より 著者:福田英子
重井と諸所を遊説せし身の特《こと》に葉石との同行を辞《いな》まんようなく、かつは
旧誼上《きゅうぎじょう》何となく不人情のように思われければ、重井の東京に帰るを機....
「三国志」より 著者:吉川英治
かいされて、ろくな待遇はしてくれない。もと木なしだ。今後は協力して曹操に当らん。
旧誼を思い出し給え」 高幹は、なお疑って、兵は門外にとどめ、二人だけを城中に迎....
「三国志」より 著者:吉川英治
るから……甘寧に頼んでみたら、或いは助命の策を講じてくれるかもしれない」と、ふと
旧誼を思い出し、書面を書いて、ひそかにその手渡しを人に頼んだ。 凱旋の直後、孫....