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旧識
「旧識〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
旧識の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
なかこの席へはお越しになれない。」 それを聞くと、公使は冷笑して、結局の談判に
旧識の人たちは皆来ない、初対面の貴下が来臨あるとははなはだその意を得ないと言い出....
「般若心経講義」より 著者:高神覚昇
なるぞや。来し方、行く末のことなども際限なく思い続け、看病人の好悪などをとがめ、
旧識同伴の間闊を恨み、生前には名聞の遂げざるを愁え、死後は長夜の苦患を恐れ、目を....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
、不破の関守氏でありました。 九 不破の関守氏ならば、米友も
旧識どころではない、つい近ごろまで、胆吹の山寨《さんさい》で同じ釜の飯を食ってい....
「山の人生」より 著者:柳田国男
年月不明、小瀬復菴に宛てた一通には、次のごとく記してある。 「正月七日の夜、某|
旧識の人の奴僕一人、忽に所在を失ひ候。二月二日には、御直参の人にて文筆|共当時の....