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早具
「早具〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
早具の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「薄紅梅」より 著者:泉鏡花
友社の彦左衛門、と自から任じ、人も許して、夜討朝駆に寸分の油断のない、血気|盛の
早具足なのが、昼寝時の不意討に、蠅叩もとりあえず、ひたと向合った下土間の白い髯を....
「卵塔場の天女」より 著者:泉鏡花
へ出勤するのが道順だから、八郎は紋着を着た。その舞袴を着けるのが実に早い。夜討に
早具足だから、本来は、背後へ廻って、支膝で、ちょっと腰板を当てるのが、景情あいと....