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「早旦〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

早旦の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
真田幸村」より 著者:菊池寛
て、一万五千余の兵を粛々と押出した。その夜は道明寺表に陣取った。 明れば六日、早旦、野村|辺に至ると、既に渡辺内蔵助|糺が水野|勝成と戦端を開いていた。 相....
四条畷の戦」より 著者:菊池寛
時大和川附近の沼沢地に陣して居た師直の本営を掩撃す可く突撃隊を組織した。 五日早旦、恐らく午前六時頃だろう。正行は自ら突進隊五百騎を提げて、一直線に北に強行突....
神州纐纈城」より 著者:国枝史郎
、「特効薬は目付からない。大黄、※莢、白牽子、鬱金、黄蓮、呉茱の六種、細抹にして早旦に飲む。今のところではこんなものだ。だがそのうち目付かるだろう。いやこの俺が....
」より 著者:島崎藤村
あんな女は仕方が無い』なんて酷く譏すじゃ有りませんか。どうでしょう、三吉さん、最早旦那が関係していたんですよ。女は旦那の種を宿しました。その時、私もネ、寧そその....