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旭玉山
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旭玉山の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「回想録」より 著者:高村光太郎
である。よく無尽講の籤引に頼まれて行って三四度当てた。父と時々往来していた牙彫の
旭玉山さんのところの無尽講にも、誰かに頼まれて行って当てたことを覚えている。玉山....
「幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
氏は最初より牙彫りをやった人で、当時の流行者の一人であった)。また本郷天神前に、
旭玉山という牙彫家がいて弟子の五人十人も持ち、なかなか盛んであった。当時の物価の....
「幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
たのでありました。 会員の中には私がこれからお話しようと思っている石川|光明、
旭玉山、金田兼次郎、島村|俊明の諸氏、蒔絵師では白山|松哉などもいて、会はますま....
「幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
して、会員中の主立った竜池会当時の先輩は申すまでもなく、工人側でも金田兼次郎氏、
旭玉山氏、島村俊明氏その他当時知名の彫刻家や、蒔絵師、金工の人たちとも知り合いま....
「幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
うという側である。こうまず二派に別れるのでありますが、その高尚の方の先生株には、
旭玉山氏、石川光明氏、島村俊明氏などを筆頭として、その他沢山ありますが、この人た....
「幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
会は充分の成功をもって終りました。 本会の成立について、特に尽力をされた人々は
旭玉山、石川光明、島村俊明、金田兼次郎、塩田真、前田健次郎、大森惟中、平山英造の....
「鴎外の思い出」より 著者:小金井喜美子
。あまり見事なのでよく見ましたら象牙彫の根附でした。その人のいいますのに、これは
旭玉山という彫刻師の作で、この人は天保の頃浅草で生れ、初めは僧侶でしたが、象牙の....
「幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
若井氏も共に美術協会の役員であったので、或る日の役員会に一同が集まっていました。
旭玉山氏が来ていられたが、私は玉山氏からこの若井氏を紹介された。同じ会員の人であ....