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「昂る〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

昂るの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
木の子説法」より 著者:泉鏡花
立った、この時ばかり、なぜか超然として――博徒なかまの小僧でない。――ひとり気が昂ると一所に、足をなぐように、腰をついて倒れました。」 天地震動、瓦落ち、石崩....
葛飾砂子」より 著者:泉鏡花
か、こんな晩にゃあ鰻が船の上を渡り越すというくらいな川じゃ。」と船頭は意気|頗る昂る。 「さあ、心細いぞ。」 「一体この川は何という。」 「名はねえよ。」 「何....