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昆弟
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昆弟の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
に食われる事が『風俗通』に見える。曰く〈上古の時、神荼《しんと》欝塁《うつりつ》
昆弟二人あり、性能く鬼を執る、度朔山《どさくさん》に桃樹あり、二人樹下において、....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
》して位を奪うた。今に至ってもその辺の土人は兎を猟《と》らぬと見え、また後漢の劉
昆弟子常に五百余人あり、春秋の饗射ごとに桑弧《そうこ》蒿矢《こうし》もて兎の首を....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
わちこれを殺すと。『風俗通』八に黄帝書を引いていわく、上古の時、荼《と》と鬱てふ
昆弟《こんてい》二人、能く鬼を執らう。度朔山上の章桃樹下に百鬼を簡閲し、道理なく....
「安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
十四日、蘇我|豊浦毛人大臣ノ児、入鹿臣□□林太郎、伊加留加宮ニ於テ山代大兄及其ノ
昆弟等合セテ十五王子|悉ク之ヲ滅ス也」 飛鳥天皇は皇極天皇のこと。林太郎という....
「武士を夷ということの考」より 著者:喜田貞吉
男女交り居り、父子別なく、冬は則ち穴に宿し、夏は則ち樔に住む。毛を衣、血を飲んで
昆弟相疑ひ、山に登る事飛禽の如く、草を行く事走獣の如し。恩を承けては則ち忘れ、怨....