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昇任
「昇任〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
昇任の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「二、〇〇〇年戦争」より 著者:海野十三
。キンギン国の大統領は、彼アルゴン大尉を招き、その成功を絶讃すると共に一躍大将に
昇任させた。「実力ある者は、どんな高い官職にものぼることが出来る。年齢や経歴など....
「源氏物語」より 著者:紫式部
束した源氏の出かけるのを病床の夫人は平生よりも熱心にながめていた。 秋の官吏の
昇任の決まる日であったから、大臣も参内したので、子息たちもそれぞれの希望があって....
「源氏物語」より 著者:紫式部
常にお惜しみになって、いよいよ危篤ということが天聴に達すると、にわかに権大納言に
昇任おさせになった。この感激によって元気が出てもう一度だけは参内をするかと帝は期....
「源氏物語」より 著者:紫式部
続ける薫であった。 二月の朔日に直物といって、一月の除目の時にし残された官吏の
昇任更任の行なわれる際に、薫は権大納言になり、右大将を兼任することになった。今ま....
「仏教人生読本」より 著者:岡本かの子
、事情にちょうど振向いた処置捌きが必要だということです。失業している人の奥さんに
昇任の話なぞは禁物でしょう。子供の大勢ある家へ頭数に足りないメロンの贈物なぞは気....