明け渡る[語句情報] » 明け渡る

「明け渡る〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

明け渡るの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
薤露行」より 著者:夏目漱石
いう。 この時|櫓《やぐら》の上を烏《からす》鳴き過ぎて、夜《よ》はほのぼのと明け渡る。 四 罪 アーサーを嫌《きら》うにあらず、ランスロットを愛....
幻影の盾」より 著者:夏目漱石
を打つ音、鋼を鍛える響、槌の音、ヤスリの響が聞え出す。夜はいつの間にかほのぼのと明け渡る。 七日《なぬか》に逼《せま》る戦は一日の命を縮めて愈六日となった。ウ....
野分」より 著者:夏目漱石
である。点々と珠《たま》を綴《つづ》る杉の葉影に、ゆたかなる南海の風は通う。紫に明け渡る夜を待ちかねて、ぬっと出る旭日《あさひ》が、岡《おか》より岡を射《い》て....
思い出す事など」より 著者:夏目漱石
》の騒ぎを(たとい忘れないまでも)ただ過去の夢のごとく遠くに眺めた。そうして死は明け渡る夜と共に立《た》ち退《の》いたのだろうぐらいの度胸でも据《すわ》ったもの....