明け離れる[語句情報] » 明け離れる

「明け離れる〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

明け離れるの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
道草」より 著者:夏目漱石
の医者の所へ馳《か》け付けるのを例にしていた。 初冬《はつふゆ》の暗い夜はまだ明け離れるのに大分《だいぶ》間があった。彼はその人とその人の門《かど》を敲《たた....
生まれいずる悩み」より 著者:有島武郎
がけて波を切り開いて走りながら、君の船と同様な仕事にいそしんでいるのだ。 夜が明け離れると海風と陸風との変わり目が来て、さすがに荒れがちな北国の冬の海の上もし....