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「明らけし〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

明らけしの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
古代国語の音韻に就いて」より 著者:橋本進吉
けく」は「さやか」から出た語で、「明らか」「長閑《ノドカ》」「遙か」から出来た「明らけし」「長閑《ノド》けし」「遙けし」などと同じ種類のものですが、かような「カ....
神社合祀に関する意見」より 著者:南方熊楠
。すでに神を奉祀して神社といい、これを崇敬する以上は、神社は宗教内のものたること明らけし。仏を祀る仏寺、キリストを拝する耶蘇教寺と何の異あらん。憲法第二十八条す....
十二支考」より 著者:南方熊楠
の罪なくして死地に就くを隠《いた》まばすなわち牛羊何ぞ択ばん〉といえるにてその意明らけし。宣王もし牛は死を恐れ、羊は死を喜ぶ故に易えよと言われしならば、その由を....