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明らむ
「明らむ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
明らむの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「般若心経講義」より 著者:高神覚昇
か。道元|禅師はいっております。 生をあきらめ死をあきらめる 「生を諦め、死を
明らむるは、これ仏家一大事因縁なり」 と。だがしかし、生を諦め、死をあきらめる....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
邦人固有の美徳ありし証ともなれば、邦家の成立由来するところ一朝夕の事にあらざるを
明らむべき不成文の史籍ともなったのだ。伊豆の三島の神は鰻を使者とし神池の辺で手を....
「夜の靴」より 著者:横光利一
が来る。発信地は福島の郡山からだが、川端康成から鎌倉文庫へ入社の奨めをうけ、目前
明らむ思いで今汽車に乗っているところとある。胸に灯火をかかげ、鎌倉へ向って進行し....