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「明年度〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

明年度の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
長篠合戦」より 著者:菊池寛
、山県の宿で馬場、内藤及び高坂昌隆の四人が小山田佐兵衛信茂、原|隼人佐を加えて、明年度の軍事を評議した事があった。其処へ兼々勝頼の側姦の士と白眼視された長坂、跡....
夜明け前」より 著者:島崎藤村
道を通った。 仙洞御所の出火のうわさ、その火は西陣までの町通りを焼き尽くして天明年度の大火よりも大変だといううわさが、京都方面から伝わって来たのもそのころだ。....
今日の文学の展望」より 著者:宮本百合子
家たちの文学的堅忍と自己鍛練と生活への意欲とが翹望されなければならぬ問題である。明年度の文学が一躍、輝しき知慧の光と人間の愛に充満しようとは夢想だにされまい。文....
今日の日本の文化問題」より 著者:宮本百合子
新制中学は小学校から三万以上の教室をかりている。今日五〇〇万人ほどいる中学生は、明年度は約七万人も増加するであろう。これらの新制中学生のために、約四万五千学級が....
社会時評」より 著者:戸坂潤
の声に送られながら出発した。之より先、陸軍は第二次国防充備の五カ年計画のために、明年度以降五カ年総額六億の要求を大蔵省に提出している。ソヴィエト・ロシアに対抗す....
米国巡回文庫起源及び発達」より 著者:佐野友三郎
明年度より秋田図書館においては巡回文庫を開始し、大館(既設)及び能代、大曲、横手....