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明弁
「明弁〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
明弁の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
と弁天、鉈作り弁天など、弁天の社はなかなか多いのであるが、かれが祀っているのは光
明弁天というのであった。かれ自身の云うところによれば、ある夜更けに下谷の御成道を....
「近世快人伝」より 著者:夢野久作
一切が自分の一存で決定した事である。健児社の連中は一人も謀議に参与していない事を
明弁し、やはり兵営内に在る別棟の獄舎に繋がれた。 健児社の連中は、広い営庭の遥....
「木綿以前の事」より 著者:柳田国男
し進めなければならぬ。いつも民間の論議に揺蕩せられつつ、何らの自信も無く、可否を
明弁することすらもできないのは、権能ある指導者の恥辱だと思う。 昭和八年の五月....