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明旦
「明旦〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
明旦の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「運命」より 著者:幸田露伴
らる。福等は余衆を率いて営に入り、塁門を塞ぎて堅守しけるが、福|此夜令を下して、
明旦砲声三たびするを聞かば、囲を突いて出で、糧に淮河に就くべし、と示したり。然る....
「旅愁」より 著者:横光利一
らを見て軽く笑い片手を上げた。矢代も一寸手で合図をした。彼はもうこれならこのまま
明旦二人が別れて行こうとも絶対に大丈夫だと思った。それは確信に近い感じで、むしろ....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
すれば、いつもぬれ/\にや/\しと/\」と唄う。一休一々その本性を暁《さと》り、
明旦《みょうあさ》土人を呼び集め、東の野に馬の頭顱、西の藪中に三足の鶏、南の池に....