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「明暦の大火〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

明暦の大火の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
函館の大火について」より 著者:寺田寅彦
ことなのである。 徳川時代の江戸には大火が名物であった。振袖火事として知られた明暦の大火は言うまでもなく、明和九年二月二十九日の午ごろ目黒行人坂大円寺から起こ....
日本天変地異記」より 著者:田中貢太郎
永十八年正月にも大火があり、明暦三年正月十八、十九の両日にも大火があった。わけて明暦の大火は江戸未曽有の大火であったから、市民は由比丸橋の残当の放火であろうと言....
日本橋附近」より 著者:田山花袋
除地になっていて、そこにまばらに柳の緑がなびいていたことを、その火除地というのは明暦の大火があったために、丁度震災後に小公園を多くする必要を感じたと同じ理由で有....
大岡越前」より 著者:吉川英治
て、江戸に火災をなくしたいと、考えた。 「火事は江戸の花」――などというものの、明暦の大火には、全市の半分が焼け、死傷十万という災害を生んでいる。 万治三年の....