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明月記
「明月記〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
明月記の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
また、既に書いた通り猪類皆好んで蛇を食う。それについて珍譚がある。定家卿の『
明月記』建仁二年五月四日の条に「〈近日しきりに神泉苑に幸《みゆき》す、その中|※....
「東山時代における一縉紳の生活」より 著者:原勝郎
得て妙というべきで、この数句は『実隆公記』中の圧巻といって可なるもの、ほとんど『
明月記』の塁を摩するものである。 文明九年参議となった実隆は、それから一年余り....
「植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
三十三斤五両凡中男一人輸作物海松五斤志摩国調海松安房国庸海松四百斤云々とあり、又
明月記に元久二年二月二十三日御七条院此間予可儲肴等持参令取居之長櫃一土器居小折敷....
「中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
進されたものであった。序文はその日附になっている。ところが俊成の子定家の日記の『
明月記』には、文治四年四月二十二日|巳刻ごろ、俊成が撰集奏覧のために参院したと記....
「濫僧考補遺」より 著者:喜田貞吉
濫僧と云ったと「塵袋」にあるが、彼らはまた実に非人法師であった。藤原定家の日記「
明月記」嘉禄元年三月十二日条に、 歟。 とある。奈良の北山非人の事は、「民族と歴....