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明眼
「明眼〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
明眼の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「鼻の表現」より 著者:夢野久作
う。 悪魔式鼻の表現の苦手は、いつでも音なしい正直な人間か又は数等|上手を行く
明眼達識の士かであります。このような人々の無欲な静かな、そうして澄み切った眼は、....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
ころで思いがけない宝を掘り出したと同じ思いがするのでありました。それを取ることは
明眼《めいげん》の人の義務であって、人のためでもない自分のためでもないという心か....
「連環記」より 著者:幸田露伴
る此界に喘ぎ悩んでいるのを傍眼にのみ見過し得ようや。まして保胤であった頃にも、其
明眼からは既に認め得て其文章に漏らしている如く、世間は漸く苦しい世間になって、一....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
しかし、手答えはありませんでした。 「モシ――少々物を承りたいのでございますが」
明眼《めあき》の人の眼は外《はず》れても、弁信の勘の外れた例のないのを例とするこ....