明石の入道[語句情報] » 明石の入道

「明石の入道〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

明石の入道の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
源氏物語」より 著者:紫式部
の浦は這《は》ってでも行けるほどの近さであったから、良清朝臣《よしきよあそん》は明石の入道の娘を思い出して手紙を書いて送ったりしたが返書は来なかった。父親の入道....
源氏物語」より 著者:紫式部
ら、そう思ってまあ初めだけしばらく我慢をすれば馴《な》れてしまうよ」 と源氏は明石の入道家のことをくわしく話して聞かせた。母といっしょに父帝のおそばに来ていた....
源氏物語」より 著者:紫式部
特に思い立って来なければならぬ所にいるのが自分の強味であると思っているのである。明石の入道も今後のいっさいのことは神仏に任せるというようなことも言ったのであるが....
源氏物語」より 著者:紫式部
ような時間が許されたものであれば、あとの恋しい思いで尼は死んだかもしれないから。明石の入道も姫君の出産の報を得て、人間離れのした心にも非常にうれしく思われて、 ....
源氏物語」より 著者:紫式部
の世へ姿を現わしただけの、功徳を積んだ昔の聖僧ではなかったかなどと思われ、女御に明石の入道を畏敬する心が起こった。今度はまだ女御の行なうことにはせずに、六条院の....