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「昏乱〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

昏乱の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
村芝居」より 著者:井上紅梅
篇をかいつまんでいうと、支那芝居は無闇に叩き、無暗に叫び、無暗に踊り、観客の頭を昏乱させるから、劇場向きではないが、野広いところで遠くの方から見ていると、自然に....
三国志」より 著者:吉川英治
亮先生か……」 「都督。しっかりして下さい」 「いかんせん、身をうごかすと、頭は昏乱し、薬を摂れば、嘔気がつきあげてくるし……」 「何がご不安なのです。わたくし....
三国志」より 著者:吉川英治
して、ひとつひとつの顔にひとみを注ぎ、 「……思わず病に負けて、日頃のたしなみも昏乱したとみえる。これは旧病の興ってきた兆といえよう。わが今生の寿命も、これでは....