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昏惑
「昏惑〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
昏惑の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
ところで、無用無益なりとの軽蔑さえも起りました。 画像そのものは、この女性を、
昏惑《こんわく》から来る反感へ導いて行くのですが、その表現の色彩だけは、それと引....
「方子と末起」より 著者:小栗虫太郎
来た。童女期から、大人へ移ろうとする境界に立って、郷愁のような遣る瀬なさ、あまい
昏惑のなかでも、末起はときめくようなこともない。 春の曙光は、お祖母さまのこと....