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昔今
「昔今〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
昔今の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「風流仏」より 著者:幸田露伴
用と止めながら御免なされと唐襖開きて初対面の挨拶了りお辰素性のあらまし岩沼子爵の
昔今を語り、先頃よりの礼厚く演て子爵より礼の餽り物数々、金子二百円、代筆ならぬ謝....
「源氏物語」より 著者:紫式部
皆一つの恋しさになって流れてくる涙の中で返事をお書きになるのであった。 露けさは
昔今とも思ほえずおほかた秋の世こそつらけれ 悲しいことだけを書いておいては、あ....
「京の夏景色」より 著者:上村松園
ましょう。私には三条の橋のような昔の風景がなつかしいには違いがありませんが、昔は
昔今は今だと思うとります。私が五つ六つの頃結うたうしろとんぼの時代は、あれは何時....