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「春灯〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

春灯の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
吾輩は猫である」より 著者:夏目漱石
れる。今度は寒月だと云う声も聞えぬ。やがて残る片足も踏み込む。一穂《いっすい》の春灯《しゅんとう》で豊かに照らされていた六畳の間《ま》は、陰士の影に鋭どく二分せ....
魔像」より 著者:林不忘
える心算《つもり》の空気合《からきあい》だ。エイッ! 抜く。白閃《びゃくせん》、春灯《しゅんてい》を裂《さ》いて右近の顔前、三寸のところに躍った。 秒間、紙を....