春田打ち[語句情報] » 春田打ち

「春田打ち〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

春田打ちの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
水の女」より 著者:折口信夫
た。だから、田の稲虫とともに村人に来る疫病は、逐わるべきものとなった。春祭りの「春田打ち」の繰り返しのような行事が、だんだん疫神送りのような形になった。 七夕....
こども風土記」より 著者:柳田国男
たのだから面白い。おかげでまだ色々の昔が子供の間に残っている。 東北では正月の春田打ち、または田植と称する行事が、土地によっては今もまだ少年少女の領分である。....
母の手毬歌」より 著者:柳田国男
氷がとけるのを待って、若い男が総出で一つ一つ去年の苅株を堀りかえして行く。これが春田打ちで、まず一年の農事のはじめであった。それから苗代のこしらえがすぐにつづき....