時計仕掛[語句情報] » 時計仕掛

「時計仕掛〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

時計仕掛の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
地中魔」より 著者:海野十三
ったのだよ。彼奴は、地底機関車を使って、百貨店の下へ予め大きな穴を掘っておいて、時計仕掛けの爆弾で、これを陥没させたんだよ」 そういっているところへ、どこから....
蠅男」より 著者:海野十三
みると、コチコチと変な音がするので気がついたのです。なアに、よくあるやつですが、時計仕掛の爆弾ですよ。僕たちを皆殺しにしようと思ってたに違いありません」 「なん....
超人鬚野博士」より 著者:夢野久作
を極めた寝室に、自分の死後三年目の或る夜半に相違なく発火するように工夫した精巧な時計仕掛の爆薬を装置していたものであるが、そのような事実を夢にも知らなかった淫婦....
爆薬の花籠」より 著者:海野十三
おかして、穴をあけるまでの時間だけ、もつというわけじゃな」 「そうです。つまり、時計仕掛よりも、この方が場所もとらないうえに、発見される心配がないのです。銅板の....
のろのろ砲弾の驚異」より 著者:海野十三
なものをつけて置けば、いいのだ。操縦は遠くから電波でやってもいいし、砲弾の中に、時計仕掛の運動制御器をつけておいてもいい。――それはまあ大したことがないが、わし....
女坑主」より 著者:夢野久作
画なんです」 「まあなんて恐ろしい……」 「もちろん東京を発つ前までの計画では、時計仕掛の水雷を作って、そいつをイギリスの軍艦の横にソッと沈めて来る手筈だったの....
長崎の鐘」より 著者:永井隆
たがうまくない。 十六日、時限原子爆弾が落ちてきた。小さなウラニウム弾だった。時計仕掛けになっているので、カッチカッチと鳴っている。あと五分たったら爆発するん....