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晃耀
「晃耀〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「白蟻」より 著者:小栗虫太郎
を、烈々たる陽盛りのもとに眺めたとすれば、水面から揺らぎあがってくる眩いばかりの
晃耀《くわうえう》が、その一団の建物を陽炎《かげろう》のように包んでしまい、まっ....
「薬草取」より 著者:泉鏡花
と高坂はやや気色ばんだが、悚然と肌寒くなって、思わず口の裡で、 慧雲含潤 電光
晃耀 雷声遠震 令衆悦予 日光掩蔽 地上清涼 靉靆垂布 如可承攬 ....
「人外魔境」より 著者:小栗虫太郎
てゆく。やがて塩の沙漠の外れまできたのである。そこは、一望千里という形容もない。
晃耀というか陽炎というか、起伏も地平線もみな、閃きのなかに消えている。ただ、天地....