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晋
「晋〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
晋の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「仇討禁止令」より 著者:菊池寛
泉主膳の家に、家中の若い武士が、十二、三人集っていた。 小泉主膳は、長州の高杉
晋作が金刀比羅宮の近くにある榎井村の日柳燕石の家に滞在していたとき、二、三度面会....
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
説の祖をなしたと言ってもよろしいのです。 この原本の世に伝わるものは二十巻で、
晋の干宝の撰ということになって居ります。干宝は東
晋の元帝に仕えて著作郎となり、博....
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
尾で金色で、日月宮に使役されているのであるという。 妬婦津 伝えて言う、
晋の大始年中、劉伯玉の妻|段氏は字を光明といい、すこぶる嫉妬ぶかい婦人であった。....
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
っています。昔から五代乱離といいまして、なにしろ僅か五十四年のあいだに、梁、唐、
晋、漢、周と、国朝が五たびも変ったような混乱時代でありますので、文芸方面は頗る振....
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
。すなわち仏経にいわゆる邪魔外道である。けだし、そのたぐいであろう。 滴血
晋の人でその資産を弟に托して、久しく他郷に出商いをしている者があった。旅さきで妻....
「田原坂合戦」より 著者:菊池寛
山弥市郎 第四大隊長 桐野 利秋 第五大隊長 池上 四郎 第六大隊長 別府
晋介 大隊長は凡て、名にし負う猛将ぞろいである。殊に桐野利秋は中村半次郎と称し....
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
たします。これは標題の示す通り、かの『捜神記』の後編ともいうべきもので、昔から東
晋の陶淵明先生の撰ということになって居りますが、その作者については種々の議論があ....
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
稲はみな地中に逆さまに生えていました。 その年、審知は兄の王潮と共に乱を起して
晋安に勝ち、ことごとく欧※王と称することになりました。それから伝うること六十年、....
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
ちょっと試してみただけの事です。わたしをこんな目に逢わせるのは、あんまりひどい。
晋の温※が牛渚をうかがって禍いを招いたためしもあります。もういい加減にして免して....
「死者の書」より 著者:折口信夫
へ、馬をやって居た。二人ばかりの資人が徒歩で、驚くほどに足早について行く。此は、
晋唐の新しい文学の影響を、受け過ぎるほど享け入れた文人かたぎの彼には、数年来珍し....
「怪異暗闇祭」より 著者:江見水蔭
ら、打つ方が痛いぞ」 「なんだって好い。打ちせえすりゃあ、講釈で聴いて知っている
晋の予譲の故事とやらだ。敵討の筋が通るというもんさ」 大正の現代人には馬鹿馬鹿....
「八犬伝談余」より 著者:内田魯庵
て幕下でも勤まる端役を振り当てた下ごしらえは大掛りだが、肝腎の合戦は音音が仁田山
晋六の船を燔いたのが一番壮烈で、数千の兵船を焼いたというが児供の水鉄砲くらいの感....
「妖怪学」より 著者:井上円了
なせり」『続漢書』に、「彗星見えしことあり。これ、董卓乱をなすの兆しとなせり」『
晋陽秋』の書に、「諸葛亮の九十時に赤き彗星ありしは、その死去を告ぐるものとなせり....
「妖怪学一斑」より 著者:井上円了
氏盛んなりたる兆しなりといい、また『続漢書』に、彗星見えて董卓の乱ありといい、『
晋陽秋』の書に、諸葛亮の卒時、赤き彗星ありという。わが朝においては、欽明天皇のと....
「明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
、中幕の「絵本太功記」杉の森の場で慶覚上人、二番目「熱海会津※雁皮玉章」で伊勢屋
晋三郎の役々をうけ取り、番附にもその通りに記載されていたが、かれは初日から登場し....