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晒し者
「晒し者〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
晒し者の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
ある。 そこに一個の弾丸黒子《だんがんこくし》が置かれている。往来の人は、その
晒し者の奇怪なグロテスクを一目見ると共に、その直ぐ上に立てられた捨札を一読しない....
「チベット旅行記」より 著者:河口慧海
にチベット語で罪状が記してある。それは何々の罪状によってこの者は幾日の間こういう
晒し者にして、その後あるいは流罪あるいは叩き放しにするとかいうような事なんです。....
「大岡越前」より 著者:吉川英治
といい、道楽という道楽はし尽したあげく、吉原の花魁と心中し損ね、日本橋のたもとで
晒し者にまでされたこともある――ということなどを、いつか彼等は知っていた。 こ....