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晝
「晝〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
晝の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「獄中生活」より 著者:堺利彦
れる。 夜具はかなりに広いのが一枚、それを柏餅にして木枕で寝るのだ。着物は夜も
晝も同じものでただ寝るときには襦袢ばかり着て着物を上に掛けろと教えられた。役に就....
「梟の大旅行」より 著者:林芙美子
むかしあるところに、梟が住んでいました。ふかいふかい森のなかで、
晝も、ほの暗いところなのです。あんまり暗い森のなかなので陽氣なお天氣の好きな、小....
「クララ」より 著者:林芙美子
してむつ達の入る便所へ入るのか判りませんでした。また、木内先生は、むつ達と一緒に
晝御飯を食べるのでしたけれども、むつ達と同じように梅干がたびたびついているのです....
「狐物語」より 著者:林芙美子
した。 「このへんは六兵衞狐の出るところだぞ。」 一人の子供がいいました。 「
晝間から出ることはないだろう。」 また一人の子供がいいました。 「
晝間でも雨が....
「美しい犬」より 著者:林芙美子
らしたようにすさまじく吹きあれている。 ペットは朝から何も食べてはいなかった。
晝ごろ、大久保村まで食物をあさってみたけれども、何も食べものがないので、いつもの....
「肌の匂い」より 著者:三好十郎
たついでに燒け殘りの材木やトタンなどで一時しのぎに建てた六疊ぐらいの一室きりで、
晝間はそれをガクヤに使い、夜になると、そこに男女十人近くが寢る。その十人の中の五....
「夜の道づれ」より 著者:三好十郎
ャンと在るとすれば、安心なもんじやないか。夜なかだつて、珍らしいことじやないさ。
晝があつて夜が來て、そいで
晝が來る、うつちやつといたつて、そういう順序だ。 熊丸....
「古事記」より 著者:太安万侶
て救い、苦しめました時に、おじぎをして言うには、「わたくしは今から後、あなた樣の
晝夜の護衞兵となつてお仕え申し上げましよう」と申しました。そこで今に至るまで隼人....