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普請方
「普請方〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
普請方の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
態家族の賄方《まかないかた》を引受けているというのみならず、このごろ入れた幾多の
普請方の大工、左官、人足などにまで配布すべきお茶受けの糧《かて》までもその手であ....
「海神に祈る」より 著者:田中貢太郎
かと寄って往くと、老人は驚いたようにして家の内へ入って往ったが、家の中から、 「
普請方のお役人が帰よる」 と云う声が聞えた。総之丞は笑った。 「御存じでござい....
「治郎吉格子」より 著者:吉川英治
公儀のお納戸金か何かを遊びに、費いこんだというわけだね」 「いいえ、脇坂様は、御
普請方をしておりますところから、永代橋のお架け替えに、職人達へ支払う公金を、たっ....
「大岡越前」より 著者:吉川英治
かせて、寄進したものである。その普請中、不念入というかどで、最初の奉行、棟梁、小
普請方など、幾人もの者が、遠島に罪せられたほどやかましい建立であった。そのときま....