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暈け
「暈け〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「神秘昆虫館」より 著者:国枝史郎
。 全く混戦となったのである。 月光は益※冴えて来た。四方《あたり》が明るく
暈けて来た。 その中で乱闘が行われている。 あっちに一団、こっちに一団、切り....
「血ぬられた懐刀」より 著者:国枝史郎
遮られている。 一宇の亭が立っていて、縁の一所が月光に濡れて、水のように蒼白く
暈けていた。 そこに腰をかけている武士がある。 思案にあまったというように、....