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暑がり
「暑がり〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
暑がりの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「盲人独笑」より 著者:太宰治
造らせた。けれども、この家屋設計だけには、わずかに盲人らしき手落があった。ひどい
暑がりにて、その住居も、風通しのよき事をのみ考えて設計せしが、光線の事までは考え....
「高野聖」より 著者:泉鏡花
(貴僧《あなた》、お傍《そば》に居て汗臭《あせくそ》うはござんせぬかい、とんだ
暑がりなんでございますから、こうやっておりましてもこんなでございますよ。)という....
「右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
ょこう》が見えだしたものでしたから、伝六はもうおおはしゃぎで、ふうふうとひとりで
暑がりながら、右門のいわゆる奈良茶づけのしたくをととのえていましたが、かくてじゅ....
「什器破壊業事件」より 著者:海野十三
つ三つも越えた肥満漢が、白い麻のゆかたを着て、裏玄関までのこのこ出て来た。よほど
暑がり屋と見える。 「へえ、どうも相済みませんでございました。じつはこちらさまに....