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暖簾に腕押し
「暖簾に腕押し〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
暖簾に腕押しの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「蛍」より 著者:織田作之助
ずかんにんどっせと謝るように言ってからという登勢の腰の低さには、どんなあらくれも
暖簾に腕押しであった。もっとも女中のなかにはそんな登勢の出来をほめながら、内心ひ....
「自由人」より 著者:豊島与志雄
どうせ、一つを拒絶すれば、次のが現われるにきまっている。煩わしいだけだ。柳に風、
暖簾に腕押し、そういうのが、いちばん巧妙な作戦らしい。どうせソロバンの中に坐らせ....