暖簾名[語句情報] » 暖簾名

「暖簾名〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

暖簾名の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
葛飾砂子」より 著者:泉鏡花
ら、一月と纏めてわずかばかりの額ではないので、毎々|借越にのみなるのであったが、暖簾名の婦人と肩を並べるほど売れるので、内証で悪い顔もしないで無心に応じてはいた....
宮本武蔵」より 著者:吉川英治
るようであるが、この林屋与次兵衛というのも、楼主の表名前であって、遊女屋としての暖簾名は、扇屋というのであった。 扇屋といえば、今この、六条柳町に嬌名のたかい....